「おとくにSanpo」夏号発行しました。

当事務所で編集デザインをしている「おとくにSanpo Vo.13」が完成しました。乙訓地域二市一町(向日市、長岡京市、大山崎町)に配布されるフリーペーパーです。
今回の表紙は長岡京市の国登録有形文化財・中野家住宅を改装した「お酒とおばんざいのお店・なかの邸」です。「暮らしランプ」さんが運営する、障がいのある人が夜間に就労できるという画期的な飲食店です。8月23日のオープンに向けてスタッフの皆さんがはりっきっています。ここでは大きな日本庭園やお茶室を眺めながらお酒とお食事を味わい、ゆっくりと過ごすことができるところです。
撮影は、いつものようにフィルムカメラマンの竹内靖博さんです。なかの邸の穏やかな雰囲気と竹内さんの写真がピッタリ合っています。

わたくし片倉が毎号取材執筆をしているページ「おとくにの職人」。
今回登場していただいたのは、創業100年余りの三宅家具製造店(向日市)の家具職人・長谷川智昭さんです。入社9年になる長谷川さんは根っからの物づくり大好き青年。本業の家具製造以外に、自宅に帰ってからコツコツ木工作品を作っています。愛嬌のある作品「コッパーズ」は家具製造の後に出た“木っ端”で作ったもの。誌面ではあまりご紹介できなかったのでここでご紹介します。

「コッパーズ」は長谷川さんが趣味で作っている木工雑貨のひとつ。木っ端から顔を切り出してマグネットにしたものです。
長谷川さんの制作したユニークな雑貨はInstagram「マチコマチコウバ」で見ることができます。