JR長岡京駅の商工会ショーケース

2016年、JR長岡京駅に設置された長岡京市商工会様の古いショーケースを撤去し、新しいショーケースを設置しました。全体のイメージ設計に加え運営のご提案まで、リニューアル全般についてプロデュースしました。


リニューアル前のショーケース

スチール製のショーケースは、いかにもひなびた観光地にあるような佇まいで、痛みもひどく駅構内が暗い印象になっていました。長岡京駅様としては撤去するか、商工会がリニューアルして存続するか、どちらかにしてほしいとのことでした。そこで当事務所で企画できないかとのご相談をいただき、さっそく新しいショーケースづくりを行うことになりました。

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リニューアル後のショーケース

そこで、スチール製の冷たい感じをやめて、温かみのある木製にしたいと思いました。展示内容については、それまで設置後30年間まったく替えていなかったそうですが、リニューアル後は展示内容を季節ごとに入れ替えて、昇降客の目を楽しませる場所となることを目標としました。長岡京市商工会様と企画内容・予算のすりあわせをして、向日市にある三宅家具製造に下記の構想をもとに製造していただきました。

そして仕上がったのがこちらです。イメージ通り温かいショーケースが完成しました。


長岡京市商工会、三宅家具製造・三宅社長、JR長岡京駅の方々と製作に携わった関係者一同の記念撮影

京都新聞に記事が掲載されました!